個人が日本から海外へ送金する方法は、Wiseなどの海外送金サービス、銀行、現金受取に対応するサービスなどがあります。安い方法は一律ではなく、送金する通貨・金額・入金方法・受取方法によって変わります。
この記事では、各サービスの特徴を同じ基準で比較します。表示された手数料だけでなく、相手が受け取る金額まで確認すれば、自分に合う方法を選びやすくなります。
こんな方におすすめ
- 個人向けの海外送金サービスを比較したい方
- 銀行とWiseのどちらが安いか判断したい方
- 手数料だけでなく、受取額や着金時間も確認したい方
- 留学費用や家族への仕送りを安全に送りたい方
ポイント
海外送金は、手数料だけで比較しません。同じ通貨・金額・入金方法を入力し、最終的な受取額を比べることが重要です。送金前には、着金予定と受取方法も確認してください。
結論:海外送金は受取方法と受取額で選ぶ
相手の銀行口座へ送るなら、最初にWiseと利用中の銀行で見積もりを取ると比較しやすくなります。Revolutを利用している方は、同じ条件をアプリへ入力して候補に加えます。相手が銀行口座を持っていない場合は、現金受取に対応するサービスを選びます。
| 送りたい状況 | 最初に比較する方法 | 確認する点 |
|---|---|---|
| 海外の銀行口座へ送りたい | Wise・Revolut・銀行 | 受取額、着金予定、中継銀行手数料 |
| 相手が現金で受け取りたい | セブン銀行の海外送金など | 受取拠点、本人確認、受取通貨 |
| 100万円を超える金額を送りたい | Wiseの高額送金・銀行 | 送金上限、資金証明、送金目的 |
| 取引相手がPayPalを指定している | PayPal | 商用・個人間の区分、両替、出金 |
WANDERWORK
この記事の信頼性
- 各社の日本向け公式サイトと手数料・限度額の案内を2026年9月9日に確認
- 海外勤務と欧州生活の経験をもとに、送金後の受取・決済まで整理
- 変動する料金は固定額で断定せず、同じ条件での見積もりを案内
海外送金サービスの比較表
スマートフォンでは表を左右にスライドして見てください。料金や対応国は変わるため、表はサービスを絞るために使い、最終判断は各社の送金画面で行います。
| 方法 | 主な受取方法 | 費用の確認 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Wise | 銀行口座 | 手数料・受取額・着金予定を事前表示 | 受取額を比べて送りたい人 | 通貨・金額・入金方法で条件が変わる |
| Revolut | 銀行口座 | アプリでレートと手数料を確認 | すでにRevolutを利用している人 | 中継銀行など第三者の手数料が発生する場合がある |
| セブン銀行海外送金 | 現金受取、一部の国は口座入金 | 送金額別の手数料と独自レート | 相手が現金で受け取りたい人 | セブン銀行口座と事前契約が必要 |
| 銀行の海外送金 | 銀行口座 | 各銀行の手数料表と適用レートを確認 | 高額送金や銀行の支援が必要な人 | 為替コストや中継銀行手数料を含めて確認する |
| PayPal | PayPalアカウント | 取引画面で両替・支払条件を確認 | 相手からPayPalを指定された人 | 一般的な銀行口座宛て送金とは仕組みが異なる |
この表だけで「最安」を決めることはできません。候補を2〜3つに絞り、同じ日時に見積もりを取ってください。
海外送金の費用は受取額まで確認する
海外送金では、送金手数料が安く見えても、為替レートや中継銀行の費用によって受取額が減ることがあります。比較する数字は次の3つです。
- 自分の口座から支払う総額
- 相手の口座へ届く予定額
- 着金後に受取側で差し引かれる可能性がある費用
たとえば「送金手数料0円」でも、為替レートに上乗せがあれば両替時にコストが発生します。反対に、送金手数料が表示されていても、受取額が他社より多い場合があります。
同じ条件で見積もりを取る
「日本円から米ドルへ10万円」「銀行振込で入金」「相手の銀行口座で受取」のように条件を固定します。日時が違うと為替レートも変わるため、続けて比較してください。
おすすめの海外送金方法を目的別に選ぶ
銀行口座へ送るならWiseを比較の起点にする
Wise公式の海外送金画面では、送金を確定する前に手数料、適用レート、受取額、着金予定を確認できます。銀行や他社の画面にも同じ条件を入力すると、差を把握しやすくなります。
Wiseが必ず最安とは限りません。送金ルート、金額、通貨、入金方法によって結果は変わります。広告の数字ではなく、自分の条件で表示された受取額を使って判断してください。
Wiseの安全性や向き不向きはWise海外送金の評判、操作方法はWise海外送金のやり方で詳しく説明しています。
Revolut利用者はアプリ内の見積もりも比べる
Revolut公式の海外送金案内では、日本から複数通貨の海外送金に対応するとしています。送金前にアプリでレートと手数料を確認できるため、すでに口座を利用している方は比較候補になります。
ただし、SWIFT送金では中継金融機関や受取銀行が手数料を差し引く場合があります。Revolutが請求する手数料だけでなく、相手に届く見込み額を確認してください。
現金受取なら対応する送金サービスを選ぶ
相手が銀行口座を持っていない場合は、現地の窓口で現金を受け取れるサービスが候補です。セブン銀行の海外送金は、提携先を通じた現金受取に対応しています。一部の国では口座入金も利用できます。
利用にはセブン銀行口座と海外送金サービスの契約が必要です。送金前に、受取国、受取拠点、営業時間、必要な本人確認書類を相手と共有してください。
高額送金は上限と必要書類を先に確認する
高額送金では、安さだけでなく、上限額、資金の出所を示す書類、送金目的の確認が重要です。Wise公式の高額送金案内では、日本在住者は対応通貨で最大1億5,000万円相当を送金できるとしています。ただし、Wise残高からの送金やチャージには別の上限があります。
銀行でも送金限度額や受付方法が異なります。期限のある学費や不動産代金などは、直前に手続きを始めず、必要書類と着金期限を先に確認してください。
PayPalは相手が利用している場合に検討する
PayPal公式の個人間送金案内では、メールアドレスを使った送金方法を説明しています。相手もPayPalを利用する取引では便利ですが、銀行口座へ直接送る海外送金サービスとは流れが異なります。
個人間と商用の支払いでは条件が違います。支払いの種類、両替、相手が資金を引き出すまでの費用を確認し、用途を誤って選ばないでください。
海外送金サービスの選び方
受取方法を相手に確認する
銀行口座、現金、PayPalなど、相手が受け取れる方法を最初に確認します。受取方法が決まれば、比較対象を大きく減らせます。
受取額と為替レートを比べる
「手数料」の表示だけでなく、相手が最終的に受け取る金額を比較します。為替レートに含まれる上乗せや、受取側で差し引かれる費用にも注意が必要です。
着金予定に余裕を持つ
「最短当日」は、すべての送金が当日に届くという意味ではありません。本人確認、送金目的の確認、休日、受取銀行の処理などで遅れる場合があります。期限がある送金は数営業日の余裕を持って始めます。
対応国・通貨・上限額を確認する
サービスが同じでも、送金先の国や通貨によって受取方法と上限額が変わります。高額送金では、1回の上限だけでなく、1日・1か月・1年の上限も確認してください。
困ったときの連絡方法を確認する
送金後に問題が起きた場合、取引番号、送金状況、問い合わせ窓口が必要です。送金前にサポート方法を確認し、完了するまで取引情報を保存してください。
海外送金の手順
- STEP 1
- 相手に受取方法、正式な氏名、口座情報を確認する
- STEP 2
- 候補2〜3社へ同じ通貨・金額・入金方法を入力する
- STEP 3
- 支払総額、受取額、着金予定、上限額を比べる
- STEP 4
- 本人確認を完了し、入力内容を原本と照合する
- STEP 5
- 初回は少額を送り、着金後に結果を記録する
銀行コードや口座番号は、口頭で聞いた内容をそのまま入力せず、受取人が提示した正式な情報と照合します。Wiseを使う場合の入力項目はWise海外送金のやり方で確認できます。
海外送金の安全性と注意点
海外送金サービスを選ぶときは、日本での登録・許認可、本人確認、資金管理、問い合わせ窓口を公式サイトで確認します。知名度だけで安全性を判断してはいけません。
送金前
- 受取人の氏名と口座情報を原本と照合した
- 送金目的と資金の出所を説明できる
- 受取額、着金予定、キャンセル条件を確認した
送金後
- 取引番号と確認画面を保存した
- 相手が着金を確認するまで追加送金しない
第三者から「立て替えてほしい」「確認のため別口座へ送り直してほしい」と急かされた場合は、送金を止めてください。誤送金や詐欺は、送金完了後に取り戻せないことがあります。
Wiseで送金が止まった場合は、再送金する前にWise海外送金のトラブル対処で状況別の確認順を見てください。
Wiseが向いている人・向いていない人
Wiseが向いている人
- 銀行口座宛ての受取額を事前に確認したい
- 複数の通貨や送金先を利用する
- 送金状況をオンラインで確認したい
Wiseが向いていない人
- 受取人が銀行口座を持っておらず、現金受取だけを希望する
- オンラインで本人確認書類を提出できない
- 送金先や通貨がWiseの対象外である
海外でカード決済も使う方は、送金とは分けて条件を確認してください。実際の利用例はミラノの支払い体験、USDの受取・両替・カード利用はWiseのUSD口座で説明しています。
知りたいこと別|次に読む記事
| 知りたいこと | 次に読む記事 |
|---|---|
| Wiseの評判・安全性・向き不向き | Wise海外送金の評判 |
| Wiseで送金する具体的な手順 | Wise海外送金のやり方 |
| 送金が届かない・処理中で止まった | Wise海外送金のトラブル対処 |
| USDの受取・両替・カード利用 | WiseのUSD口座とカード |
| 生活費・予備資金・税務記録も整理したい | デジタルノマドのお金管理 |
候補を絞ったら、同じ条件で最新の見積もりを確認します。料金と着金予定に納得できる方法を選び、初回は少額から試してください。
\ 同じ条件で比較 /
通貨・金額・入金方法を入力し、他社や銀行の見積もりと比べてください。
よくある質問
一番安い海外送金サービスはどこですか?
一律に最安のサービスはありません。通貨、金額、入金方法、受取方法をそろえ、相手が受け取る金額で比較してください。
銀行とWiseはどちらが安いですか?
送金条件によって変わります。銀行の送金手数料だけでなく、適用レート、中継銀行手数料、受取銀行の費用を含め、Wiseの受取予定額と比べます。
海外送金には何が必要ですか?
一般に本人確認書類、送金目的、資金の出所、受取人の氏名・住所・口座番号・銀行コードなどが必要です。必要項目は国、通貨、サービスで異なります。
海外送金は何日で届きますか?
最短当日から数営業日以上まで幅があります。入金方法、本人確認、休日、中継銀行、受取銀行の処理で変わるため、確定前の着金予定を確認してください。
100万円を超える海外送金はできますか?
サービスと送金方法によっては可能です。Wiseは日本在住者向けに高額送金を案内していますが、残高からの送金などには別の上限があります。必要書類と上限を事前に確認してください。
相手が銀行口座を持っていなくても送れますか?
現金受取に対応する海外送金サービスなら送れる場合があります。受取国の拠点、受取通貨、本人確認書類、営業時間を送金前に確認してください。
記事のまとめ
- 受取方法を決めてから、候補を2〜3つに絞ります。
- 同じ通貨・金額・入金方法で、支払総額と受取額を比べます。
- 着金予定、送金上限、必要書類、問い合わせ方法も確認します。
- 初回は少額で試し、受取人の着金確認後に次の送金へ進みます。
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