デジタルノマドは地方創生の切り札になるのか
近年、世界各国で「デジタルノマド」と呼ばれる働き方が広がっています。
インターネット環境さえあれば、場所に縛られず仕事ができる人たちです。
これまで観光政策は「短期滞在の観光客」を対象にしてきました。
しかしデジタルノマドは違います。
観光客
数日滞在
ノマド
数週間〜数ヶ月滞在
つまりノマドは、地域に長く滞在する新しい経済人口です。
そのため世界では、ノマドを誘致する政策が広がっています。
この記事では、地方創生の観点から世界のデジタルノマド成功事例10都市を紹介します。
なぜ世界はデジタルノマドを誘致しているのか
理由はシンプルです。
ノマドは
・長期滞在
・地域で消費
・雇用を奪わない
という特徴があります。
例えば、宿泊・カフェ・交通・飲食・コワーキング、こうした地域ビジネスを継続的に利用します。
つまりノマドは観光客と移住者の中間の存在とも言えるでしょう。
世界のデジタルノマド成功事例10選
1 リスボン(ポルトガル)
現在、世界でもっとも有名なノマド都市の一つです。
成功要因
・デジタルノマドビザ
・コワーキング施設
・国際コミュニティ
さらに政府がノマド政策を積極的に推進しています。
2 バルセロナ(スペイン)
ヨーロッパでも人気の高いノマド都市です。
特徴
・温暖な気候
・スタートアップ文化
・コワーキング環境
クリエイティブ職のノマドが多く集まっています。
3 チェンマイ(タイ)
アジアのノマド都市として有名です。
成功の理由は明確です。
・生活コストが安い
・カフェ文化
・ノマドコミュニティ
コワーキングスペースも多数あります。
4 バリ(インドネシア)
世界中のフリーランスが集まる場所です。
特に
・デザイナー
・ライター
・マーケター
などのクリエイティブ職が多い地域です。
5 ドバイ(UAE)
政府主導でノマド政策を進めています。
特徴
・デジタルノマドビザ
・税制メリット
・高速インターネット
国家戦略としてノマドを誘致しています。
6 エストニア(タリン)
世界初のデジタルノマドビザを導入した国です。
エストニアは
・電子政府
・スタートアップ文化
で知られています。
7 メデジン(コロンビア)
南米の新しいノマド都市です。
気候が安定しているため「永遠の春の街」と呼ばれています。
8 メキシコシティ(メキシコ)
北米ノマドの人気都市です。
特徴
・食文化
・文化都市
・比較的低い生活コスト
9 ベルリン(ドイツ)
ヨーロッパのクリエイティブ都市です。
アーティストやスタートアップが多く、ノマドとの相性が良い都市です。
10 タリン(エストニア)
デジタル国家として有名です。
行政サービスのほとんどがオンラインで完結します。
これはノマドにとって非常に便利です。
成功都市の共通点
これらの都市には共通点があります。
①高速インターネット
②コワーキングスペース
③コミュニティ
④長期滞在ビザ
つまりノマドが働きやすい環境を整備しています。
日本の地方都市の可能性
日本の地方にも、ノマド誘致の可能性があります。
特に次の要素は世界でも強みです。
・安全な環境
・高速インターネット
・交通インフラ
・食文化
一方で
・英語環境
・長期滞在制度
などの課題もあります。
しかし条件が整えば、日本の地方都市は魅力的なノマド拠点になる可能性があります。
まとめ
デジタルノマドは、世界の働き方を変えつつあります。
観光でも移住でもない新しい地域滞在の形です。
世界ではすでに多くの都市がノマド誘致を進めています。
日本の地方都市も、この流れを取り入れることで新しい地域経済の可能性を生み出すかもしれません。
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