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韓国のデジタルノマドビザ(F-1-D)完全ガイド2026

韓国で国外の仕事を続けながら暮らす人向けの在留資格が、デジタルノマド(ワーケーション)ビザF-1-Dです。

2026年6月30日に正式運用へ移り、所得要件が年齢・居住地別になりました。本記事では、収入、滞在期間、必要書類、申請前の注意点を公式情報に沿って整理します。

こんな方におすすめ

  • 日本との時差がない国で、国外の仕事を続けたい方
  • 自分の年齢と居住予定地に必要な年収を確認したい方
  • ソウルと非首都圏を、所得条件と生活環境から比べたい方

ポイント

必要な年収は一律ではありません。年齢、首都圏か非首都圏か、家族を同伴するかで変わるため、先に自分の区分を確認してください。

韓国F-1-Dが向いている人

F-1-Dは、海外企業に所属し、韓国から完全なリモート勤務ができる人向けです。

韓国企業への就職や、韓国内での営利活動を予定している人は、別の在留資格を確認してください。

向いている人 慎重に検討したい人
海外企業で同じ業種に1年以上勤務している 韓国企業への就職を予定している
日本と同じ時間帯で仕事を続けたい 韓国内の仕事で収入を得たい
年収と入金を資料で説明できる 収入や勤務期間を証明できない
まず1年滞在し、延長を検討したい 最初から永住を前提にしている

アジアの他国も比べたい場合は、タイのDTVマレーシアのDE Rantauも確認してください。

韓国のデジタルノマドビザF-1-Dの基本情報

F-1-Dは2024年の試験運用を経て、2026年6月30日から正式運用されています。

項目 内容
正式名称 デジタルノマド(ワーケーション)ビザF-1-D
主な対象 海外企業に所属し、完全なリモート勤務ができる人
勤務歴 同じ業種で1年以上
年齢 18歳以上。同伴する未成年の子どもは除く
最初の在留期間 入国日から1年
延長 1年ごとに延長し、最長3年
家族 配偶者と未成年の子どもを同伴可能
韓国内での就労 就職・営利活動は制限される

公式案内では、条件を満たす場合、B-1・B-2・C-3の短期滞在からF-1-Dへ変更できるとしています。ただし、申請場所と必要書類は個別に確認してください。

2026年の所得要件

所得基準は、申請時点で公表されている前年の韓国1人当たりGNIを使います。

2025年のGNIは5,241万ウォンです。2026年の公式表では、次の金額が示されています。

申請者 首都圏 非首都圏・人口減少地域
18〜34歳 GNIの1.5倍:7,862万ウォン GNIの1倍:5,241万ウォン
35歳以上 GNIの2倍:1億483万ウォン GNIの1.5倍:7,862万ウォン
家族を同伴 年齢に関係なくGNIの2倍:1億483万ウォン GNIの1.5倍:7,862万ウォン

首都圏はソウル、仁川、京畿です。非首都圏の低い基準を使う場合は、1か月以上の賃貸契約書や、対象地域の宿泊予約などを求められます。

金額だけでなく、継続収入を示す

所得額を満たしていても、勤務先、給与明細、入金記録がつながっていなければ説明しにくくなります。

契約期間と入金期間をそろえ、同じ仕事を続けていることが分かる形で準備してください。

ウォンを日本円へ換算する方法は、Wiseの使い方と注意点で確認できます。

円換算額は為替で変わります。申請では、公式のウォン建て基準を優先してください。

必要書類

公式資料に記載された主な書類は次の通りです。

種類 主な書類
本人確認 査証申請書、パスポート、規格写真、手数料
仕事・収入 在職証明書、給与明細、銀行口座の取引明細
身元 犯罪経歴証明書
保険 個人医療保険の加入証明書
家族同伴 婚姻・親子関係を示す書類
非首都圏の所得基準を使う場合 1か月以上の賃貸契約書、対象施設・宿泊先の予約確認書など

翻訳、認証、書類の発行期限は、申請する韓国大使館・領事館へ確認してください。

海外企業への勤務歴と、韓国からリモート勤務できることを説明する資料も用意しておくと確認が進みやすくなります。

申請の流れ

申請は、自分の所得区分を決めてから進めます。

  • 区分を確認する
    • 年齢、居住予定地、家族同伴の有無から必要な年収を確認します。
  • 仕事と収入をそろえる
    • 在職証明、給与明細、銀行取引明細の期間と名義を合わせます。
  • 身元と保険の書類を用意する
    • 犯罪経歴証明と医療保険証明を準備します。
  • 韓国大使館・領事館へ申請する
    • 申請場所、予約、翻訳、手数料を確認して提出します。
  • 入国後の手続きを行う
    • 外国人登録を行い、延長に使う収入・保険資料を保管します。

非首都圏の所得基準を使う場合は、居住予定を示す書類も同時に確認してください。

承認前に返金できない長期住居を契約するのは避けましょう。

保険を選ぶときの確認点

F-1-Dでは、韓国での治療と本国への移送を含む、1億ウォン以上の個人医療保険が必要です。

補償額だけでなく、対象国、有効期間、本国移送、証明書の記載を確認してください。

\ 公式サイトで確認 /

SafetyWing公式で保険内容と料金を確認する

補償額・対象国・証明書の内容を確認できます

保険商品がF-1-Dの条件を満たすとは限りません。申請先の最新条件と、保険会社が発行する証明書を照合してください。

税務はビザと分けて考える

F-1-Dを取得しても、韓国や日本の税務上の居住地が自動で決まるわけではありません。

滞在日数、生活の拠点、仕事の契約先、所得の種類によって扱いが変わります。

長期滞在や家族同伴を予定する場合は、渡航前に日韓双方の税務に詳しい専門家へ確認してください。

ソウルと非首都圏を比べる

居住地は、生活の便利さだけでなく、所得要件にも影響します。

比較項目 ソウル・首都圏 非首都圏・人口減少地域
所得要件 年齢によりGNIの1.5〜2倍 年齢によりGNIの1〜1.5倍
仕事環境 交通、コワーキング、国際的なサービスを選びやすい 都市ごとの差が大きいため、通信と移動を先に確認する
住居 家賃と通勤時間を含めて比べる 低い所得基準を使う場合は居住予定の証明が必要
向いている人 利便性と都市の選択肢を優先する人 所得要件と生活費を抑えたい人

釜山などの非首都圏を選ぶ場合も、対象地域の扱いと提出できる居住証明を申請前に確認してください。

最初は短期滞在で通信、騒音、移動時間を確かめてから、長期契約を検討すると安全です。

申請前チェックリスト

不足している書類を、申請前に1枚で確認できるようにします。

仕事・収入

  • 海外企業で同じ業種に1年以上勤務していることを示せる
  • 韓国から完全なリモート勤務ができる
  • 在職証明、給与明細、銀行取引明細の名義と期間が一致している

本人・保険

  • パスポート、写真、犯罪経歴証明の条件を確認した
  • 1億ウォン以上の医療保険と本国移送の補償を確認した
  • 翻訳、認証、書類の発行期限を申請先へ確認した

居住・税務

  • 年齢、居住予定地、家族同伴から必要な年収を確認した
  • 非首都圏の基準を使う場合は、1か月以上の居住予定を証明できる
  • 滞在日数と日本側を含む税務の相談先を決めた

発行に時間がかかる犯罪経歴証明と保険証明から準備しましょう。

公式情報の確認先

申請前に、必ず一次情報を確認してください。

本記事は一般情報です。個別のビザ、就労、税務の判断は、公式窓口や専門家へ相談してください。

海外送金や現地決済の準備は、Wiseの使い方と注意点で確認できます。

よくある質問

韓国のデジタルノマドビザは何年間滞在できますか?

入国後の外国人登録で1年の在留期間が与えられます。1年ごとに延長でき、最長3年です。

2026年に必要な年収はいくらですか?

年5,241万〜1億483万ウォンです。年齢、首都圏か非首都圏か、家族同伴の有無で変わります。

34歳以下でソウルに住む場合はいくらですか?

2025年GNIを使う2026年の公式表では、18〜34歳が首都圏に住む場合はGNIの1.5倍、7,862万ウォンです。

家族を同伴できますか?

配偶者と未成年の子どもを同伴できます。家族同伴時の所得基準は、首都圏でGNIの2倍、非首都圏などで1.5倍です。

韓国企業で働けますか?

F-1-Dでは、韓国内での就職・営利活動が制限されます。韓国企業への就職を予定する場合は、別の在留資格を確認してください。

医療保険はいくら必要ですか?

韓国での治療と本国移送を含む、1億ウォン以上の個人医療保険が必要です。

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まとめ

申請前に押さえたいポイント

  • F-1-Dは、海外企業の仕事を韓国から続ける人向け
  • 所得要件は年齢・居住地・家族同伴で変わる
  • 2026年の年収基準は、5,241万〜1億483万ウォン
  • 在留期間は1年ごとに延長し、最長3年
  • 1億ウォン以上の医療保険と、仕事・収入を示す書類が必要

最初に、年齢、居住予定地、家族同伴の有無を書き出してください。

必要な年収が分かったら、在職証明、給与明細、銀行取引明細を同じ期間でそろえましょう。

主要対象国一覧で他国と比べてから、韓国の準備へ進む方法もあります。

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